宣材写真 – 黒バックで黒い服を撮影する
宣材写真 – 黒バックで黒い服を撮影する
こんな感じです。
ポイントとしては、『白バックで白い服を撮る』のと同じで、背景と洋服が同化してしまうと体のラインが分からなくなってしまうということ・・・なんだけども、言葉にするのは簡単だけど、なかなか難しい・・・
それと、もう一つ・・・髪の毛・・・
白バックの時はそれほど気にならなかった髪の毛も、黒バックで撮影をすると髪の毛がベッタリと真黒くなってしまい、背景と同化しがちです・・・
これへの対処法は、メインとフィルインの2灯の他に、もう1灯フィルインが必要になります。
真上からなのか真後ろからなのか・・・
今回の撮影では、全身・アップ共に真後ろから1灯当てています。
全身写真では、モデルに洋服の黒のレース部分を広げてもらいました。
こうすることでメインライトの逆方向の洋服のラインを出しやすくするためです。
いかがでしょう・・・
こういった撮影方法に関しては、本来カメラマンが考えればよいことで、被写体である皆さんが考えることではないかもしれません。
ですが、こうした撮影方法を知ることで、写真の見方が分かってくるようになり、写真の見方が分かってくれば、どう撮影すれば、自分をどういう風に見せられるかがわかってくるかと思います。
それとカメラマンを選ぶときに、参考にするサンプルを見せられて、どの程度の知識・経験・技術を持っているかを見る力がついてきます。
ぜひご参考までに・・・