宣材写真の種類と目的
宣材写真の種類と目的
オーディション写真とかプロフィール写真、コンポジットとかポートフォリオ(ブックとも呼ばれる)と呼ばれるもの・・・たくさんありますが、これらはみな宣材写真です。
そして、その目的に合わせていくつも用意することをお勧めします。
この世界、狭いようで広い・・・広いようで狭いです。
たまにキャスティングする立場で写真を見せてもらうことがあるのですが、毎回同じ写真を目にする人とかいます。
そういう人に限って、エントリーシートにはたいがい『やる気だけは誰にも負けません!!』とか書いてあります。
書いていることと、やっていることが全然合致しない・・・と言う風にクライアントは判断するのです。
気を付けましょう・・・
エントリーシートに注意せよ
ここでちょっと余談になるのですが、みなさんはエントリーシート・・・どのように考えてますか?
良くインターネットの記事を見ると、書類選考は写真こそが大事である・・・ような記事を読みますが、それは大きな間違いです。
特にモデルのオーディション用宣材写真なんてものは、正直言って、姿形を確認する程度にしかすぎませんし、実際その人の全てを、たった一枚の写真で表現するなんてことはなかなか難しいのです。
せっかくエントリーシートと言う形式で言葉が文章が使えるのだから、写真で伝えきれないものを言葉で、言葉で伝えきれないものを写真で・・・
つまり、それそれが伝えきれないものをそれぞれで補完しあう・・・と言うのが正しい使い方です。
それと、写真で伝えようとしていることと、文章で伝えようとしていることが合致していることも大切な要素の一つなのです。
『やる気だけは誰にも負けません!!』
と、言葉にするのは簡単です。
でも、それが写真に表れているかどうか・・・それを伝えることができているかどうか・・・
見てないようで、見ている人はちゃんと見ているんですよ・・・♪
あと、エントリーシートにギッシリ過去の実績や肩書をいっぱい書いてくる人とかたまにいます。
その中に『〇〇〇ファイナリスト』と言うのをたくさん書いてくる人がいますが、あれ何なんですかね・・・・何をアピールしたいんですかね・・・
『オーディション落ちました』って恥ずかしい実績を紹介したいんですかね・・・
正直、ファイナリストって書くの辞めた方が良いと思います。
面白ネタとしていじられたいんなら別ですがね・・・笑