小さなお子さんを撮影に来る保護者の方へ
先日こんなことがありました。
まだ、小学校に入るか入らないかのお子さんの撮影を依頼されたのですが、お母さんがやたら『顎を引きなさい』『笑って・・・』と話しかけるのです・・・
これ・・・うちのスタジオでは、絶対NGです。
また、『自由に動いて良いしダンスをやってるなら踊ってもいいよ?』と言うことに対し、『髪型が崩れるから・・・』とあまり動かないように・・・とのことでした。
この時点で、『ああ、この人、うちのスタジオブログ読んでないな・・・』と思ったので、あとはもう保護者の言う通り撮影して終わりにしました・・・
無理やりやらされてる感満載のなんとも悲壮感漂う写真なんですが、そんな中にも何枚か使えそうな写真があり、保護者も満足していたのですが・・・
まず、撮影中にお子さんに声をかけるのは、すごく良いことです。
撮影に意識が集中せず、気がまぎれるからです。
そのための声掛けは大いに結構・・・
ですが、撮影のために『〇〇しなさい』『ああして、こうして・・・』は絶対NGです。
かえって子供を緊張させ動きにくくさせるだけです。
話しかけるのであれば、撮影とは関係ない話・・・例えば、学校であった楽しかったこと・面白かったこと等・・・お子さんが楽しくて、面白くて、思わず自分から色々話をしたくなるようなことを上手に聞いてあげる・・・
話をしてあげましょう・・・
撮影中、話をしていてもかまわないのです。カメラを見ていなくても良いのです。
それが本当に最高の出来であれば、それこそが宣材写真なのです。
最近はブログで色々書くとすぐに反応があり、申し込みが増え、ありがたいことではあるのですが、その反面、『近いから』『安いから』だけで来店される利用者も増えています。
お金を出すのはお客さんなんですから構わないのですが、スタジオブログをよく読んで、納得してからお申込をされた方が良いと思いますよ?