オーディション写真で自撮りがダメな本当の理由は・・・
前回の『オーディション写真で本当に自撮りはNGなのか・・・』より大分経ってしまいましたが、『 次回は自撮りの注意点をやります』と言いましたので、今やります・・・
理由は、直近一週間でもっとも読まれている記事が『オーディション写真で本当に自撮りはNGなのか・・・』だからです・・・笑
そもそもなぜ『自撮りNGと言われるのか・・・』
私も仕事上色々な書類選考に携わらせていただきます。当然色んな宣材写真を見てきました。
ところが、まともな宣材写真をエントリーしてくる人って意外と少ないんですよ・・・
まず、書類選考する側の立場で言わせてもらうと、『全身写真とバストアップ写真』と言ったら『全身写真とバストアップ写真』なんです。
それを全身写真を二枚送ってきたり、どんな顔をしているかわからないような写真を送ってきたり・・・
そういう書類を読むことすら、うっとおしいと思わせる写真が意外と多いんです。
で、その大半が自撮りなんです。
選考する立場から言わせてもらいます。
まずは、相手の顔をちゃんと見たいのです。そして姿形が見たいのです。
そしてこの『ちゃんと・・・』という部分が、見る側とみられる側との間にギャップがあり、そのギャップを埋めるために我々専門家がいるのです。
とは言え、私は自撮りを決して否定するものではありません。
なので、ここで自撮りをするための注意点をいくつかお伝えしておきます。
それとオーディションと言っても色々なものがありますので、あくまで一例です。
ピンボケ
バストアップであれば、目にピントを合わせる。全身写真なら顔にピントを合わせて撮影しましょう。
今どきのスマホは性能良いので手振れもそれほど気にならないとは思いますが、気になるようであれば、台に固定してセルフタイマーで。。。
背景がうるさい
部屋の壁でも外壁をバックにするのも良いと思いますが、背景はあまりうるさくない方が良いです。
それと他人が映り込んでいるのは絶対ダメです。今どきであれば、肖像権の乱用とみなされて訴訟に発展しても文句は言えません。
写真が暗すぎて誰が写っているのかわからない
ただ明るけりゃいいってもんじゃないですが、まずは明るいところで撮りましょう。
自宅で撮る場合は、体全体を照明に向かって平行にしてあげると、体全体に綺麗に光が回り余計な影が出ません。
それと、光はなるべく一色で撮影しましょう。例えば、太陽の光を浴びて撮るのであれば太陽の光だけを使う。部屋の蛍光灯なら蛍光灯を・・・
太陽光だけでは暗いからと言って、蛍光灯などの光を混ぜて使うと、ホワイトバランスが崩れて色が濁って汚い写真になってしまいます。蛍光灯にも昼白色のような太陽光に近いと言われている蛍光灯もありますが、やはり実際撮ってみるとかなり質感が違って見えることもありますので要注意です。
オーディション用の宣材写真には、『感謝の気持ち』重要です
最後に、これは自撮りであるなしに関わらずですが、『よろしくお願いします。』と言う感謝の気持ちを持って撮影しましょう。
そうすれば、自然とそうした写真になっているものです。
写真は真実を写すと言います。つまり、みなさんの想いがその写真に込められていると言うことになりますので・・・