自分らしい宣材写真がほしくてスタジオを選ぶ・探す人は・・・

実はほとんどいない・・・笑

宣材写真

うん、スタジオや関係者の人にはとても残念なお話なんだけど・・・
自分らしさ』がほしくて宣材写真の撮影スタジオを探したり選ぶ人はほとんどいない・・・
だって、結果にちゃんとそうでてるもの・・・
google search console でどんなキーワードで検索をして、うちのホームページにたどり着いたか、過去一年間にさかのぼって調べたけど、アクセスどころか、そんなキーワードで検索された痕跡すらない・・・笑(過去1年間で検索は7件アクセスは0件)

これだけ『宣材写真は自分らしさが大事ですよ♪』と繰り返し力説していて、検索結果でもそれなりの表示順位で表れているのに・・・
全くなし・・・0・・・

実際、うちのスタジオに訪れる人がどんなキーワードで検索してくるのかと言うと、『料金』『安い』『値段』『価格』・・・とにかくお金にまつわるキーワードばかり・・・
まあ実際、本当に安いから当たり前なんだけど・・・
撮影に来た本人に聞いても、料金や地域や利便性で探したって言ってるもの・・・

でも、こうしたお金にまつわるキーワードで、最初こそアクセスしてみたものの、コンテンツを読むうちに色々考えるかな・・・なんて思ってたけど・・・甘かったわ・・・笑
そもそもお金にまつわるキーワードで引き寄せられた連中は、どこまで行ってもお金のことしか頭になく、他のコンテンツを読んで宣材写真撮影について色々考えてみようなんて連中・・・まあ、なかなか、いないいない・・・(全くいないわけではないだろうけど・・・苦笑)
で、うちにきて撮影をして初めて思い知らされるというね・・・♪

服装メイク髪型ポーズやポージング・・・こういったものを含めて自分で色々考えることも『自分らしさ』なんだけどね・・・
でも、色々考える意味が違うよね?
みんなは、『自分らしさのため』ではなく、『 オーディションに合格したいから・・・ 』そういうことを考えるんでしょ?
うん・・・まあ、その考え方や行動にもある意味自分らしさが表れているんだけども・・・笑

だからね・・・本当に『自分らしさ』を求めて、宣材写真を撮影に来る客なんてなかなかいないよ?
googleでの上位表示のために、苦し紛れのコンテンツ作りに『自分らしさ』なんて書いたってアクセス数ふえねえよ?上位表示しねえよ?客・・・増えねえよ?

『じゃあ何でお前は”自分らしさ”なんてことを謳うんだ?』って?

それがうちのポリシーだからだよ


こんな話を、以前他のスタジオの経営者と話をしたら

他のスタジオ:「そんなの知ってるし、当たり前だよ・・・」って言われた・・・

他のスタジオ: 「自分だってわかってるじゃねえか、『自分らしい写真が欲しいんじゃなくてオーディションに受かるような写真が欲しい』って・・・だから、こっちとしては撮る相手が何者であろうと、ただただ写真のクォリティにだけ、こだわればいいだけなんだよ・・・」

自分:「でも、それじゃ、相手は『クォリティの高い写真』として認めてくれねえよ?現実の自分がどうであるかにかかわらず、自分がかわいく見えていてこそ、自分が綺麗に見えていてこそ、『それこそがクォリティの高い写真』だと思ってるからね?」

自分:「いくらカメラマンやスタジオが『クォリティの高い写真撮ります』って言ったところで、相手が認めないクォリティの高い写真は、そりゃクォリティの高い写真とは言えねえよ?」

他のスタジオ:「なるほど・・・だからクォリティの高さを『綺麗・可愛い・カッコイイ』じゃなく『自分らしさ』にしたのか・・・笑」

自分:「まぁそれも一理あるんだけどね・・・だいたい、綺麗・可愛い・格好良いなんてのは人によって判断基準が全然違うわけで、そもそもじゃあ写真のクォリティの高さって何よ・・・って話じゃん・・・それこそ、趣旨によってクォリティそのものの基準がずれてきちゃうわけじゃん・・・だったら、うちは相手が納得するまで自分らしさというものと向き合ってもらった方が良いかな?と思っただけ・・・」

他のスタジオ:「なるほどな・・・それいいな・・・うちも今度からそうしよ♪」

自分:「いや・・・たぶん、そういう事じゃないと思うぞ?」

まあ、何が言いたいのかと言うと、最近ホント宣材写真を撮るコンセプトとして『自分らしさ』を謳うカメラマンやスタジオが増えてきたけど、本当の意味でそれを考えて撮ってくれるスタジオやカメラマンがどれだけいるかと言う事・・・
本当に『想いを伝える』写真を撮ろうとしているのがどれだけいるか・・・と言う事・・・
『お前こそちゃんと考えてるのか??』って?
考えてる考えてる・・・ただいちいちそんなこと、その場その場で言わないだけ・・・
言わなくてもうちに宣材写真撮りに来た娘にはわかってるから・・・
だってちゃんと結果で出してるじゃん・・・

なかなかね・・・言葉じゃ伝わらないことも多いんですよ・・・


それでも宣材写真に『自分らしさ』を求めるならメディアサービスへ

夏休みに入り、お子様の撮影が増えています♪

特に土日は中・高校生を中心に小学生以下のキッズの撮影もあったりと朝から大変賑やかだったりします。
こうしたお子さん達を撮影する際にいつもお願いすることですが、付き添いのお父さんお母さんは、あまり口を出さずに、まずは本人のやりたいようにやらせてみてください。

宣材写真

特に小さいお子さんは、『〇〇ちゃん、ちゃんとやって?』『はい、笑って?』と言われると、それをやらなきゃいけないと反って委縮してしまうものです。
宣材写真なんて、ちゃんとやらなくて大丈夫です。やらないくらいで充分です。
『笑って?』と言うのであれば言葉ではなく、お子さんが笑ってくれる何かを提供してあげてください。
その場で一緒に遊んであげたり、お話をしてあげたり聞いてあげたりでも構いませんし、お子さんが普段お気に入りのおもちゃや絵本などを持ち込んでもらっても構いません。
時間は充分あります。急がないでください。

宣材写真

中・高生のお子さんの場合でも同じです。
特に年ごろなので、見られているとやりずらいとか恥ずかしいうと言うのもありますので、あまり口を出さずに、まずは本人のやりたいようにやらせてあげてください。
聞かれたことにはアドバイスは必要ですが、決めつけるのではなく、出来るだけ本人に考えさせて意思決定をさせるのです。それが自分らしさにつながります。

宣材写真

そして、これはすべてに共通することですが、必ず褒めてあげることを忘れないでください。前出の話とは食い違って見えてしまうかもしれませんが、コミュニケーションをとることは撮影をする上でとても大事なことです。
それでは、良い作品が出来るのを願って・・・♪

宣材写真

宣材写真撮影のご予約は・・・

簡単のことなど何一つない・・・

宣材写真

みなさんは、この写真を見てどう思いますか?
綺麗に立てていると思いますか?
でもこの撮影、ものすごく時間がかかって大変だったんですよ?

と言うのも、人間は普段こんな立ち方しません。
これは、写真で魅せる美しい立ち姿勢を演出したのです。

ですので、こういう立ち方に慣れていない人には、こういう立ち方が理解できないのです。
そして、いくら言葉で説明しても、自分の理解を超えることに対しては経験しないと理解ができないのです。

それと、このページや他の記事を読んでいる方には大変残念ですが、ただ弊社スタジオのブログを読んでそれを実践してみただけでは、こういう写真にはならないと言う事・・・
なぜなら、これらの記事には掲載されていない事や、弊社で写真を撮った人にしかわからない、それぞれの経験による体感がこういう作品を作るからなのです。

つまり他の人がこれと同じような写真を撮ろうと思ったら、こちらの演出の付け方やアドバイスもその一人一人に合わせ、やり方が違ってくると言う事・・・

みんなの立ち姿勢・・・ホントにそれで良い?


宣材写真撮るならメディアサービス

本日はモニター撮影ありがとうございました♪

本日は久々にモニターに協力いただいた方の撮影を行いました。

彼女はいかにしてこうなったのか・・・

宣材写真

まあ、極論言っちゃうと、本人のやる気なんですよ・・・♪
もう、これに尽きてしまうのです・・・
彼女と話をしながら撮影していましたが、彼女の話を聞いていると、探求心とか好奇心とか、一見どうでもいいような細かいところに心を揺さぶられるような人間じゃないと、この世界なかなか難しいんだよね・・・

この続きはまたいずれ・・・♪
宣材写真のモニター撮影は随時募集しています

自分らしさとアドバイスは紙一重

宣材写真

自分らしさとアドバイスは紙一重である・・・
(いや、ホントは完全に反比例なんだけどね・・・♪)
『宣材写真撮るの私初めてなんです』と言って何もかもカメラマン任せにしたら、『自分らしさ』なんて撮れるはずがない・・・

『自分らしさ』とは、自分で考え・行動し、その結果に責任を持つ・・・ことが『自分らしさ』なのだから・・・

仕事上、いろんな宣材写真見せられるけど、
『カメラマンの言う通りにやりました』
『笑えと言われたから笑ってます』
『面白くないけど笑ってます』
『口角上げてと言われたから口角上げてます』
『アゴを引けと言われたからアゴ引いてます』
『目を開けと言われたから開いてます』
『みんながそうやっているから、私もそうしています』
etc・・・

こんなものに『本当の自分らしさ』なんて写ってるわけないでしょう?
もし仮に写っているとしたら、こういうものが写っています。

カメラマンに言われたとおりにやっています。
だからこれは私の考えや行動ではありませんので本当の自分ではありません。

と言う、無責任さしか見えないと言う事なの・・・
そういう見方をする人もいるってこと・・・
それとこの場合、『無責任な自分』をさらすことにもなるから気を付けるように・・・

そんなもの見えるわけがない・・・写るわけがない・・・って本気で思ってるんだろ?
あめぇよ・・・・

宣材写真
宣材写真

宣材写真撮影における自分らしさを考察する

宣材写真 - 自分らしさ

弊社宣材写真撮影におけるコンセプトでもある『自分らしさ』・・・
弊社はなぜこの『自分らしさ』を宣材写真撮影のコンセプトに据えたのか・・・

理由は二つ
一、みんなに頼まれたから・・・
今の場所にスタジオを構えた際に、当初は事務所兼物置や物撮り用スタジオに考えていたのが、『いつもスタジオで宣材写真撮ってもらうんだけど、なかなか良い写真が撮れなくて・・・』と言う依頼がキッカケで宣材写真の撮影がスタートしました。

当初は大半が紹介・縁故で、知り合いや知り合いの知り合いなど気心の知れた人たちが多かったというのもあり、色々言いたいことや提案などをお互いに出し合いながら撮影をしていた・・・それが功を奏して良い宣材写真がたくさん出来、今の撮影の流れにつながっていったのです。

一、『自分らしさ』をコンセプトにしたスタジオがなかった・・・
スタジオオープン当時、『自分らしさ』をうたい文句にしているスタジオが全くと言っていいほどなく、主流は『綺麗・かわいい・格好良い』で、あくまでオーディション合格を目的にしたうたい文句のスタジオばかりでした。

そもそも、オーディションに合格するかどうかなんて、審査する人間にしかわからないもんで、スタジオやカメラマンなんかがわかるわけないんですよ・・・笑
実績だ経験だって言ったって所詮は結果論でしょ?
それをしたから合格したわけではなく、必要とされている人間がたまたまそのスタジオで撮影しただけでしょ?

そんな合格できるかどうかは本人の問題であってカメラマンの腕ではない。
が、それを大っぴらに公言するわけにはいかない・・・(いや、結局言っちゃってるんだけど・・・笑)
だから、カメラマンである私が確実に出来ること、間違いなく出来る事をコンセプトにしようと思案した結果・・・
そういえば『自分らしさ』って誰も大々的に謡ってないな・・・と言う事で、弊社のキャッチにしたのです。

『自分らしさ』っていうのは、良くも悪くも自分らしさだからさ・・・
そこに写っているのが自分である以上、本人が気に入ろうが気に入るまいが自分だからね・・・


宣材写真 - 自分らしさ

今でこそ、どこのスタジオのホームページを見ても『自分らしさが大事』なんてみんな言ってるけどさ、私がスタジオを開業した当時はだれもそんなこと言ってなかった・・・

だいたい、うちが『自分らしさ』って言い始めたからじゃないのかな・・・
『自分らしさ』『自分らしさ』って言い始めたの・・・

そもそもさ、『自分らしさ』って何よ?って話でさ、『自分らしさ』 を謳っているスタジオは『自分らしさ』って何なのかわかってないで、ただ流行りに乗っかって『自分らしさ』って謡い始めただけのような気がするよ・・・

だって、じゃあ『自分らしさ』って何よ・・・て言われて応えられてないだろ?
ただ、文章のどこかに『自分らしさ』って入れておけば、とりあえず検索に引っかかるだろう・・・正直そんなところじゃないの?え?


宣材写真 - 自分らしさ

いつもはコンセプトである『自分らしさ』について色々書いてるんだけど、今回はちょっと別の視点から・・・普段とは全くの真逆な視点で『自分らしさ』についての考えを記事にしてみようと思う。

『自分らしさ』なんか要らない・・・
むしろこの世界で生きていくなら、そんなものは捨てなさい・・・
オーディションで合格するには、相手が望む自分になりなさい。そういうキャラクターづくりをしなさい。
そうすれば、宣材写真に『自分らしさ』なんか必要ないし、『綺麗・かわいい・格好いい』も関係ありません。
だって、相手が『ほしい』と望んでいるものなんだから・・・

皆さんの中には、その世界が一般の会社・社会と違うものと勘違いしている人もたくさんいると思いますが、実は何ら変わりないと言う事・・・
むしろ、厳しさだけは、他の世界より厳しい・・・
どの世界もそうなのですが、全てがエンターテイメントであり、全てが嘘の世界です。
みなさんは、その嘘に振り回されて魅せられているだけに過ぎないと言う事・・・
その世界で本気で生きていきたいのであれば、そうした情報に魅せられて振り回されるのではなく、自分の目で直に見てください。
夢を見るのではなく、現実の世界でシッカリ生きてください・・・


なので、ここでみなさんに考えていただきたいのは、宣材写真なんか撮るにあたって、まず先に、『その世界で、どういう立ち位置で、どう生きていきたいか?』と言う事・・・
特に初めて宣材写真を撮りに来られるような方は、正直それがハッキリ見えない方が多く見受けられます。
無理もありません、今までそういうことを教えてくれる方が周りにいなかったのでしょう・・・
なので、いい機会なので、初めて宣材写真を撮る人が弊社に訪れるのであれば、ぜひそこを考えてきてもらいたい・・・
それをしないと、『自分らしさ』『相手が望むもの』そのどちらも撮ることがかなわないのではないかと思います。


まっ!もっとも?私くらいになっちゃうと、そんな相手の意思にかかわらず、どっちも撮れてしまうんですがね・・・笑
あれっ?
いままで利用してくれたみなさん・・・なんか間違ってる?

最後にいつも言う事ですが、私には私の、みなさんにはみなさんの考え方があります。この話を読み、どう考え行動するかはみなさん次第です。

宣材写真 - 自分らしさ

弊社スタジオご利用について

これが当たり前だと思ってはいけない・・・
と、弊社で宣材写真撮影を行ったお客さんには撮影終了後、必ず言う事です。

なぜなら、弊社の宣材写真撮影はかなり独特で、他所のスタジオでの宣材写真撮影経験がある人(多い人)にとっては、かなり独特な撮影スタイルに写るようです・・・

特に初めてスタジオで宣材写真を撮るような人が弊社へ来て撮影をした後、他所のスタジオに行くと、あまりの物足りなさに拍子抜けするそうです。
(結果、また弊社に戻ってくると・・・笑)

弊社スタジオを選ぶ多くの理由に”料金の安さ”を上げる人がいますが、そういう人はぜひ20~30回くらい他のスタジオで失敗してからきてください・・・笑
そうすると弊社の撮影クォリティがどれほどのものかわかりますので・・・

宣材写真

正直な話・・・本当に初めて宣材写真を撮るような方には弊社スタジオでの宣材写真撮影はあまりお勧めしていません・・・

もちろん、初心者には初心者なりの・・・料金の安さを求めてきた人には料金の安さを求めてきた人なりの・・・それぞれに合わせた対応と言うのもちゃんとできます。
が、やはり初めて宣材写真を撮影する方には、まずはフルコースで全てをお任せのスタジオに行き、そうしたスタジオで宣材写真とはどうやって撮るのか・・・を経験した上で、弊社スタジオを選択肢の一つに加えていただくことをお勧めします。

その上で、今一度弊社のblog記事を読み返してみてください。弊社の料金設定を見てください。
自分たちに本当に必要なものが見えてくるかもしれません・・・

いつも言う事ですが、弊社の最大の売りは、料金の安さではありません・・・
本当に私を必要としていますか?

宣材写真

ファッション誌を参考にしてはいけない

あのこれね・・・ヘアカタなんかで結構あるらしいんだけど、よくサロンでヘアカタ見ながら『この髪型にしてください』って言われてスタイリストはその通りにするんだけど、『イメージ通りじゃない』って言われるんだって・・・笑
そりゃそうだよ、だって顔も頭の形も違うんだもん・・・髪型だけ同じにしても雰囲気まで同じにはできないよなって・・・スタイリストはよく言ってた。

ファッション誌に登場するモデルのポーズって正確にはポーズではなくポージングだから・・・それに、時にはモデルを含め、周りのスタッフの力が多分にあっての、その一枚だったりするわけ・・・簡単じゃねえよ!?細部にまでこだわってるよ?
それをね?昨日今日始めたばかりの素人が見様見真似で出来るようなもんじゃないんだよ・・・本当は・・・笑
出来てるようで出来てないの・・・できた気になってるだけなの・・・

大体モデルやりたいって連中の大半は、自分が写っている写真や撮影になんか全然興味ないだろ?
興味があるのは自分がどれだけ綺麗にかわいく写っているかと、どんな雑誌に載るのか・・・くらいであとはどうでもいいもんな・・・笑
自分が写っている写真を見て、自分が普段周りからどういう風に見えているかとか、どの角度から撮影されるとどういう風に写るとか・・・そんなこと気にしないだろ?
自分のことさえよくわかっていなくて、何をどうすれば良いかわかっていないのに、どうして他人のマネならできるって話になるんだよ・・・(他人のことなんかもっとわかんねえじゃんか・・・)笑

あのね・・・出来ないことをやろうとするから出来ないの・・・出来ることからやればいいの・・・最初は格好悪いけどね・・・笑
問題はここからで・・・まずその格好悪い自分を素直に受け入れること、でじゃあどうすれば良いか・・・を考える。

何でも自分で考えて行動しないと、いちいち人に言われてやってることは、自分らしさとは言わないよ・・・
だからね、最近うちへ来て『自分らしい写真が欲しい』っていうと、『あっそうわかった、じゃあ何にも言わないから好きにしな』っていうの・・・笑
みんな初めは困った顔してるけどね・・・
でもさ、自分らしさなんて、初めて会う私には『あなたの何が自分らしさ』なのかわからないからさ・・・まずは、色々見せてもらうの・・・色眼鏡や先入観を取っ払うために、一切こちらからは何も言わないの・・・そうすることで出てくる人間性が、自分らしさだと私は思うのね?

当然中には何も出来ずに帰っちゃう娘もいるしね・・・
それはしょうがないと思ってる。
だって、ここで出来ないことは、どこへ行ってもどうせできないだろうからさ・・・
以前、『そのときが来たらやります』って娘がいたけど、『バカ、お前今がその時なんだよ・・・』ってことなんだけど・・・宣材写真の撮影だから教えてあげられることであって、本当の撮影現場だったら、こんなことやってられないんだよ・・・ってことに気付いてほしかった・・・

はぁ~なんかもう疲れたから少し寝るわ・・・24時間営業続行中なので・・・笑

綺麗な立ち姿勢

綺麗な立ち姿勢

綺麗な立ち姿勢 と言うのが、み~んな実は意外と出来ないんです。
モデルの女の子に、『 手を前にまっすぐ綺麗に立って 』と伝えたところ、こんな感じで立ってくれました。

綺麗な立ち姿勢

まず、写真を見る限りでは、まっすぐ立てていないというのが一目瞭然だと思います。
心なしか、ふてぶてしさすら感じられる表情です・・・笑(*あくまで個人の感想です)

おそらく彼女は普段から、もし仮に『まっすぐ立って・・・』って言われたら、こういう風に立っているのでしょう・・・
彼女スタイルは決して悪くはないので、写真で綺麗な立ち姿勢を見せることができれば今後色々と有利なのではないかと思います。

綺麗な立ち姿勢を作るために、まず初めにすること

撮影中に出来ることは限られています。
なので、撮影中にマスターすることが目的ではなく撮影中に教えられたことを覚える・・・と言う事が大事です。
そして、それを日々の生活の中で訓練していくのです。
『立ち姿勢』なんて、考えてみたら、日々の生活の中でどれくらいしていますか?
駅のホームで電車を待つ時間、エレベーターを待つ時間等々、普段何気ない生活の中で立ち姿勢でいる時間と言うのは意外とあるものです。
その時間を使って訓練をすればいいだけなので、わざわざ時間を作ったりする必要はありません。
これでもう『時間がない』なんて言わせません・・・笑

まずは自分で考えさせる

先ほどの写真を見て自分でどこが悪いのか、そしてそれはどうすれば改善出来るのかをまずは自分で考えさせること。
人って、簡単にできちゃうことって簡単に忘れちゃうんです。
だから苦労しないで出来たことって、すぐにできるもんだと勘違いしちゃうんです。

『今日ここでこれだけの写真が撮れたのは、100%私のアドバイスのおかげであって、あなた自身の力ではありませんよ?だから、もうこれで他所に行っても同じように撮れると勘違いしてはいけませんよ?』ってことなんです。

では、どこへ行っても、その写真と同じようにできるようになるためにはどうすれば良いか?
先ほど述べたように、日々の生活の中で訓練を続けていくしかないのです。
最初は意識をすることでしか出来ませんし、意識をし続けるというのはとても難しいことです。
でも、それを続けていくことで、いつしかそれは”慣れ”に代わり、癖や習慣となり、いづれ無意識にやるようになっています。
そしてその無意識に出てしまうようになることで、それは『自分らしさ』へと変わるのです。

立ち姿勢

1枚目の写真から数えて50枚目にあたる写真です。
ここまで私はまだ何もアドバイスをしていませんが、いかがでしょう・・・
多分、他のスタジオで撮った写真ならこれで満足して帰ってしまうと思います。

綺麗な立ち姿勢

さらに撮影を続けて、このとき一言だけ、アドバイスをしてみました。

綺麗な立ち姿勢

最終的には角度を付けず真正面からの撮影もしました。

いかがですか・・・
ちゃんと自分で考えれば、意外と良い線までいけるのがわかりますか?
2-4番目の写真は見る人の主観で、どれが良いかは一概に答えが出ないと思うんですよ・・・
少しでも自分で考えた方が自信にもなると思うんです・・・

カメラマンのアドバイスと言うのはスパイスである

スパイスが効きすぎてしまっては、素材そのものの良さを殺してしまうことになります。
できうる限りギリギリまで自分で考え行動してください。
そうして出来上がった作品には、良くも悪くも自分らしさがあるはずです・・・

綺麗な立ち姿勢

今回掲載した写真も数枚・数十枚撮った中から選んでるわけではありませんよ?
一日がかりで600枚撮ったうちの厳選した数枚ですからね・・・

宣材写真で自然な表情ができないあなた・・・まずはスナップ撮影をしてみたら?

写メ送って!!

TV関係のお仕事をもらっている人の中には、かなりの確率で一度くらいは番組のキャスティング担当者からそういわれた事があるのではないのでしょうか・・・

『メイクなんかしなくていいから、スッピンで真正面からちゃんと顔が見えるやつ・・・今撮って送って・・・』

まあ、ぶっちゃけた話をすると、あまり綺麗に撮り過ぎると疑われちゃうんです・・・笑
だから、本来宣材写真なんてあるがままでいいはずなんですよ・・・

綺麗・かわいい・格好良く・・・』なんてスタジオの宣伝文句ですよ・・・笑
だって、奇跡の一枚で合格できなかったらショックでしょ!?
最高の一枚で合格できなかったらどうします!?

見る側にしてみれば、写真が綺麗かどうかじゃなくて、そこに写っている本人が綺麗かどうか・・・なんですよ・・・♪
見る側にしてみれば、写真が可愛いかどうかじゃなくて、そこに写っている本人が可愛いかどうか・・・なんですよ・・・♪
見る側にしてみれば、写真が格好良いかどうかじゃなくて、そこに写っている本人が格好良いかどうか・・・なんですよ・・・♪

見られているのは写真じゃなくて、そこに写っている人なんです・・・

宣材写真
宣材写真